1.YouTubeとAdSenseの紐づけ
未成年者がYouTubeで収益を得るためには、親あるいは18歳以上の保護者のYouTube AdSenseと紐づける必要があります。そのため、まずはYouTube AdSenseを作成しましょう。ちなみに一度紐づけたAdSenseであっても、YouTube Studioの収益化→YouTubeパートナープログラムのオプションから変更できます。
推定収益はYouTube Studioのアナリティクスから確認できます。推定収益が確定すると、YouTube StudioのアナリティクスからYouTube AdSenseに反映されます。概ね毎月10日前後に前月分の収益が確定します。ちなみに、収益が確定してYouTube AdSenseに金額が反映された後に、AdSenseの紐づけを変更した場合は、変更前のAdSenseに収益が残ったままになり、変更後のAdSenseへは移行されません。そのため、紐づけ変更前のAdSenseで本人確認や税務情報の申請を完了させる必要があります。
2.税務情報の入力
日本で活動しているYouTuberが二重課税にならないように、米国とシンガポールへ税務情報を提出します。米国の税務情報の入力方法については、下記のサイトがわかりやすく参考にさせてもらいました。感謝!!
自分が収益化の手続きを始めたころ、シンガポールの税務情報提出に関する情報がほぼなく、とても困りましたが、今は下記のサイトでとてもわかりやすく紹介してくれています。
「税法上の居住地における追加の税務情報」として、必要な書類は上記サイトで示されているように税務署で発行している「居住者証明書」です。免許証やマイナンバーカードでは受理されません。
かくいう私も、免許証やマイナンバーカードなど、手元にある身分証明書を提出しましたが、ことごとく受理されませんでした。
税務署で「居住者証明書」を受け取り書類として添付し、ようやく受理されました。審査期間は、書類提出後約1週間です。
さて、この「居住者証明書」ですが、「租税条約等締結国用様式」と「その他用」があり、「租税条約等締結国用様式」を選択します。ちなみに、1枚の紙面の上段に「居住者証明書交付請求書」が、下段に「居住者証明書」があります。紙面は国税庁のHPからダウンロード・出力し、上段の「居住者証明書交付請求書」の欄を記載して税務署に提出します。「対象期間」「整理番号」は記載しなくてよいです。(「整理番号」は税務署で記載してくれます)
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